室内のドア、何を選ぶ?

新築やリフォームの際、室内ドアはどういうタイプを選べばいいか、迷いますよね。
開き戸、引き戸、折れ戸など。
どこにどの様な扉を付けたらいいのか?
 
今回は、室内ドアの特徴やメリット、デメリットなどご紹介します。

🔶片開き戸

1枚の扉を開閉する一般的なドアです。
扉の左右にスペースを必要としないので狭い開口部でも取り付けが簡単です。
 
一方、扉を開け閉めするのにスペースが必要です。
行動動線や家具の配置を考えて吊元を決めましょう。
 
取り付け方は、廊下にいる人にぶつからないように
お部屋から見て内開きに取り付けるのが基本です。
ただし、トイレなど狭い空間では、中の人が倒れた時など開けられなくなるので
外開きに取り付けます。

🔶両開き戸(親子扉)

扉を2枚とも開けると開口部が広がり、
大人数の出入りや大きいものを出し入れするのに便利です。
 
一方、開閉に必要なスペースが広く必要となりますので、状況をしっかりと想定することが大切です。

🔶折れ戸

折りたたむ形状の扉で、クローゼットなどによく使われます。
開閉に必要なスペースが小さくて済むので、狭いお部屋などに向いています。
一方、折りたたんだ扉の重なりで、開口部は狭くなります。

🔶引き戸

平行に引くタイプの扉で、扉が人にぶつかることがなく、部屋の広さを有効に使えます。
広い開口部が取れることと、ドアノブが必要ないので、開閉が楽です。
車いすの出入りなどではまっすぐ進めるのでとても楽です。
 
一方、扉を引き込むスペースが必要なことと、隙間ができやすいので気密性や防音性は劣ります。
 
★バリアフリーのリフォームにお勧めの「アウトセット引き戸」

開き戸から引き戸へのリフォームの場合、開き戸の枠を残した状態で壁にレールを取り付けて引き戸を吊る工法のアウトセット引き戸は、工期も短く、最小限の工事で変更できるのでお勧めです。
毎日開け閉めする室内ドア、使いやすく便利なものを選びたいですね!
 
フリーハウスは小さなリフォーム工事から新築戸建てまで、幅広く承っております。
お悩みの箇所など、お気軽にご相談ください。
 
(写真はリクシルさんのHPよりお借りしました。)​

この記事を書いた人

整理収納アドバイザー
インテリアコーディネーター

多田 明美