見学は必須!土地選びで後悔しないためのコツ

土地代は「ロケーション」で決まる

購入資金計画の中でもウェイトの大きい土地の購入代金。建物の代金はグレードや広さによってほとんど決まっています。その一方で都市部や立地などにより、「建てる家よりも高くて驚いた」と言う話をよく耳にします。

では、その土地代は何かというとロケーションの事です。その地域という環境を購入することと同じなのです。
本当に良い土地を探すのには、まず、自分の思い描くイメージに合う、もしくは近いロケーションを探すことです。その次に、その土地が建てたい家を実現できるかどうかです。
ロケーションの良い土地を優先したばかりに、土地代にコストがかさんでしまい建築費用を削らなければならない、というようなことにもなりかねません。


上手な土地の探し方は、最初に「予算を決める」ことが大切です。予算からもロケーションを絞り込むことが出来ます。そして、自分のコンセプト、広さ、周囲環境、利便性などの優先順位を明確にすることです。

百聞は一見に如かず。現地見学は大切なイベント

時間がないからと、おろそかに出来ないのが「現地見学」です。地図や公図などの情報ではわかりにくい部分は、必ず現地に足を運んで自分の目で確認しましょう。もし時間がないのなら、家族そろってのお出かけイベントにしてしまうなどピクニック気分で出かけるのも一つの方法です。
ひとりの目よりも家族全員の目で様々な視点から現地を見学したいものです。気分はピクニックでもチェックポイントはしっかり押さえて確認しましょう。

チェックしたいポイントは、
・傾斜の有無
・傾斜が大きい場合は、のり面
・接道との高低差
・道路との接点と状況
・近隣地の状況
・周辺環境(公園・学区・スーパーなど)
・最寄駅からのアクセス
迷惑施設の有無
などです。

忘れずにチェックしたいのが、近隣地の状況です。広い空き地や駐車場などは、将来、大きな建物に変わることもありますので注意が必要です。近隣に済んでいる方に話を聞くなどして、出来る限り情報を収集しましょう。

現地見学は公共交通機関&徒歩で行こう!

いざ、現地見学へ出発~!
その前に、現地見学に行く時に気をつけたい点を押さえておきましょう。

現地への移動は、公共交通機関を使うのが鉄則です。最寄り駅の様子や人の流れも見ることが出来、実際に現地まで歩くことで周辺環境を見聞きすることも出来ます。様々な条件で見落としがないようにチェックしたいものです。

チェックポイント
□ 公共交通機関を利用する
□ 最寄り駅から実際に歩く
□ 何度も行く
□ 昼・夜と時間を変えて行く
□ 平日・休日も行く
□ 複数の目で見る