照明の選び方

照明の選び方
お客様から「照明を選ぶのが難しい。」という声をよくお聞きしますが、まさに照明一つで、お部屋がお洒落空間に変わってきますよね。
今回は、お洒落な部屋に見える照明の選び方についてお話させていただきます。
 

I  照明の基本

 
◇電球の種類について
白熱灯、蛍光灯、LDE電球とありますが、中でも40000時間の長寿命ランプのLED電球はメンテナンスも楽で、白熱灯や蛍光灯に比べ電気代が削減できます。
 
◇電球の色について
昼光色、昼白色、電球色があり、食事や勉強、リラックスタイムなど生活シーンや用途に応じて、使い分けると良いでしょう。
蛍光灯は調光ができませんが、白熱電球は調光可能で、LED電球も調光調色タイプがあります。
LEDの調光調色タイプはリビングや寝室などでお勧めです。
 
◇照明器具の種類
照明器具は、お部屋を素敵に見せる要素の1つです。
お部屋の明るさや色合いはもちろんのこと、インテリアとして全体の雰囲気を醸し出します。
シーリングライト、フロアライト、ペンダントライト、デスクライト、ブラケットライト、ダウンライトなどお部屋に応じて選んでいきましょう。

Ⅱ お洒落に見せる間接照明がポイント! 

お洒落空間を演出するには、間接照明を取り入れるのがおススメです。
蛍光灯などの直接照明と違い、間接照明は光が直接当たらないので、柔らかい雰囲気の空間になります。
天井や壁・床などに光を当て、その反射で部屋を照らすと、グッとお洒落度がアップします!
スポットライトやスタンドライトなどの光を壁にあてることで、簡単に間接照明を実現することも可能です。

Ⅲ おすすめ照明

ダウンライト 

天井に埋め込まれていて器具の存在感が無いので、シーリングライトに比べ、すっきりとした空間づくりには欠かせない照明器具です。
拡散タイプと集光タイプがありますが、集光タイプの方が空間にメリハリができるので雰囲気が良くなります。
最近のダウンライトは調光調色可能など、機能も備わった器具になっています。
新築をご検討中でしたら、是非ダウンライトをお勧めします。
また天井工事が必要ですが後付けでダウンライトを採用することも可能です。
 

ペンダントライト

天井から吊り下げるタイプの照明器具で、ダイニングテーブルの上によく使われます。
存在感があり、インテリアとしてもお洒落な器具が多くあります。
ダクトレールを設置することでペンダントライトの位置を移動させることも可能ですし、2灯使いや3灯使いでカフェのような空間になります。
 

フロアスタンド 

 

照明器具のデザイン性が高い床の上に設置する照明器具で、床を照らしたり、壁に光を反射させる間接照明タイプがあります。
一気にお洒落な雰囲気になります。

デザイナーズ照明でお洒落度がアップ

デザイン性に優れたお洒落な照明器具を取り入れることにより、空間が素敵に生まれ変わります。
デザイナーズ照明などを取り入れるとセンス良くまとまるでしょう。

 

最近の機能付き電球・照明について

近年、電球自体にスマートスピーカーがついている電球やポップインアラジンのようにプロジェクターを搭載した照明が人気です。
スピーカーを用意しなくても音楽が聴けたり、テレビを置かず、壁に映像を投影して楽しむこともできるので、いろいろな楽しみ方ができそうですね!
 
明るさの感覚は個人差があり、またライフスタイルによっても変わってくるので、一概にどれがベストとお伝えすることは難しいですが、ショールームやショップで実際の照明を見て、設置する空間と使い勝手などをイメージしてお選びいただき、居心地のよい素敵な空間を創っていきましょう。
 
※お写真はヤマギワ照明のサイトよりお借りしました。

この記事を書いた人

整理収納アドバイザー
インテリアコーディネーター

多田 明美